ナガカレー料理教室
日程:2023年6月17日[土]
時間:11:00〜13:30(事前予約制、定員10名)
会場:4F キッチンスペース
参加費:1,500円
この度、山中suplexの別棟「MINE」4Fキッチンスペースにて「ナガカレー料理教室」を開催いたします。本企画では「ナガランドを探しに」の著者である坂本由美子とその息子・坂本森海が、ナガランドの食材を使った”ナガカレー”を作るワークショップをしながら、ナガランドと自身の関係についてトーク&レクチャーを同時に行います。
ナガランド州は、インドとミャンマーの国境に位置する山岳地帯にあり、先住していた16の部族を総称してナガと呼ぶようになりました。日本を含むいくつもの国の侵略戦争に巻き込まれた歴史があり、長きにわたってインドからの独立運動を行ってきましたが、現在もなお、インドの州の一つとされています。
坂本由美子は、1988年インド滞在中の旅先にて、一人のナガランド人「アンクル」と出会い、家族と呼ぶほどに親密になりました。当時、激化する独立戦争の影響で入国規制やメディア規制があった中、ナガランド人の協力のもと入国を果たし、その旅の後も続くナガランドとの交流を綴った紀行文『ナガランドを探しに』を社会評論社から出版しています。
とはいえ、この料理教室では、ナガランドの伝統的な料理を再現することを目的としていません。ナガランドの食材と、その時あった日本の食材を使って作られてきた坂本家のナガカレーは、彼らの普段の生活の中にあり、その延長線上には彼らが出会ったナガランドの記憶があります。
ぜひ皆さんと一緒にナガカレーを作って食べながら、坂本家が出会ったナガランドの歴史や文化、その地に生きている人々を想像していただける機会となれば幸いです。
ナガカレー料理教室
出演:坂本由美子、坂本森海
日程:2023年6月17日[土]
時間:11:00〜13:30 (事前予約制、定員10名)
予約フォーム:https://forms.gle/VGJB1jhxbKbNHStD6
会場:山中suplexの別棟「MINE」 4F
参加費:1,500円
坂本由美子
1963年生まれ。東京都出身。武蔵野美術短期大学美術教育専攻科、油絵専攻科卒業。
1989年に初めてナガランドを訪れ、1995年『ナガランドを探しに』を社会評論社から出版。文化財修復の仕事を経て、現在、ギャラリーカフェ「三花嶺」を運営している。
『ナガランドを探しに』坂本由美子 著
坂本森海
1997年生まれ。長崎県出身。旧京都造形芸術大学美術工芸学科総合造形コース卒業。2005年、母と姉と一緒にナガランドを訪れる。当時小学3年生だったこともあり、ナガランドの記憶は断片的な状態。実家にあるナガランドの工芸品を知らずにおもちゃとして使用し遊んだりしていた。
同時開催イベント
アヌシュカ・ミーナークシ & イーシュワル・シュリクマール
『Kho Ki Pa Lü/あまねき旋律』
日程:2023年6月16日[金]、17日[土]、18日[日]
時間:11:00〜19:00 (入退場自由)
*開始予定時間:①11時00分/②12時23分/③13時46分/④15時09分/⑤16時32分/⑥17時55分(各83分)
会場:山中suplexの別棟「MINE」 5F
入場料:500円
パンフレット販売あり:800円
予告編: 『あまねき旋律(しらべ)』予告編
字幕:日本語
周縁における協働性と生態系について共有するトークシリーズ Vol.7
ゲスト:黒岩朋子
日時:2023年6月17日[土]
時間:17:00〜(90分程度)
会場:山中suplexの別棟「MINE」4階
参加料:自由(ドネーション制)
配信:あり
言語:日本語
お問い合わせ:yamanaka.suplex@gmail.com
主催:山中suplex/Yamanaka Suplex
共催:NANEI ART PROJECT
助成:大阪市芸術文化振興事業助成金、公益財団法人小笠原敏晶記念財団
デザイン:北原和規