共同アトリエ・芸術団体をめぐる
リサーチ報告会

日時: 2023年3月19日[]  18:30〜21:30 (3時間ほどを予定)

会場:4F 緑の間

参加料:自由 (ドネーション制)

2022年度、山中suplexではアーツサポート関西の助成を受けて「国内外共同アトリエ・芸術団体リサーチ/ ネットワークの構築 」を実施しました。
本事業は山中suplex有志によって、国内の各地域での共同アトリエやアーティストランのスペースを中心とした文化関係者にインタビューを行い、各団体の文化活動が地域でいかに実践されているかをリサーチしていくプロジェクトです。本報告会は聞き手として廣瀨 凪里氏(インディペンデント・キュレーター)をお呼びし、実際にリサーチを行った山中suplexメンバーが訪れた場所の地域的な状況と実践を説明しながら、各地域を相対化し、そのアイデアの共有をしていくことで「文化の創生」について意見交換の場となればと思います。
なお長丁場のため山中suplex共同代表の小笠原周の手作りうどんを食べながら緩やかに報告会を行う予定です。

【国内外共同アトリエ・芸術団体リサーチ/ ネットワークの構築】について

本事業は、山中suplexのメンバー其々が関心を寄せる共同スタジオやオルタナティブスペースなどとフレンドシップを築き、それらのスペースがどのように地域の中で文化活動を実践しているかをリサーチするプロジェクトです。

2022年度は、鳥取、島根、香川、愛媛、広島、静岡、神奈川、バンコク&チェンマイ(タイ)、コチ(インド)、テルアビブ(イスラエル)など、山中suplexメンバーがそれぞれの場所に赴き、述べ50箇所を越えるスペースを訪れました。そこに携わる人々に各スペースの設立の経緯や文化的な背景をインタビューなどを通して、共に過ごすことで伺ってきました。山中suplexは、このプロジェクトを通して各地域のアーティスト間の情報交換や人的交流が活性化することを目的としています。


助成:アーツサポート関西

【当日のタイムスケジュール】

18:30- 概要説明(10min)

18:40- 坂本から見た島根の出西窯 ~戦後に探した美の行方~(小声)(10min)

18:50- 小宮が見た広島市内の分化するアートスペースの現在形(25min)

19:15- 石黒が出会った静岡の人々とその実践(伊豆、DHARMA沼津、原泉Art Project、樂土舎)(25min)

19:40- 堤から見た相模原の共同スタジオ群とその活動系(25min)

20:05- 石黒 寝台特急 幻惑のデジャビュ/タイ・チェンマイ編(25min)

20:30- 堤が実見したコチ=ムジリス・ビエンナーレ の恋しさとせつなさと心強さと(25min)

21:55- 小宮がテルアビブ滞在で出会った人たちと感じたバイブス(25min)

21:20- 質問など 

《Godung Studio》タイ・チェンマイ20232

REV:Super Open Studio》神奈川県相模原市2022年11月


【ゲストプロフィール】
廣瀨 凪里(ひろせ なぎり)

1993年生まれ。学生時代、映画評論を学び2015年に渡仏。帰国後、市民文化施設事業担当、ギャラリー勤務やアートNPO事務局を経て、藝術新社漂泊を設立。公共空間と芸術文化との関係性をフィールドとした、展覧会の企画や作家・作品の記録などを行う。
これまでに携わった展覧会、プロジェクトとして「渡邊琢磨が弦楽5部とピアノによる新作(タイトル未定)を初演」(2017)、「水の抒情詩」(2018)、「FUSHIANA」(2018)、「Paranormal Rainforest VI」(2018)、牛島智子作品展「とりのメウオのメそして永常さん」(2021)、渡邊琢磨映像作品展「ラストアフターヌーン」(2021) 、牛島智子作品展「トリへのへんしん」(2022)などがある。
2022年より、SOUP株式会社にアートディレクター兼キュレーターとして所属し、大阪中之島美術館ミュージアムショップの運営を始めとするアート事業に携わっている。

YouTube Live
トークライブ配信

日時: 2023年 3月18日 18:30〜(3時間ほどを予定) 
https://youtube.com/live/3kk587ugXmg?feature=share