周縁における協働性と生態系について共有するトークシリーズ Vol.2

「個人/アーティスト」が作るグローバルな文化的コミュニティスペース

mizutamaアーティスト、FIGYA主宰)

日時: 2023年1月21日[] 14:00〜(90分程度)

会場:5F 畳の間

参加料:自由 (ドネーション制)

大阪の此花エリアにあるオルタナティブスペース「FIGYA」は、アーティストのmizutama氏によって運営されているオルタナティブスペースである。mizutama氏もアーティストであり、東南アジアでの活動をされている中、大阪では自身の運営するスペースに東南アジアから多くの作家が訪れ、独自の相互交流するノウハウをもって運営されてきた。公的な行政機関からの資金などに頼らない中で、アーティスト同士のもつネットワークや信頼関係などさまざまなものによって支えられている。今回そんな「FIGYA」のこれまでの活動とともに、今後2025年の万博に向かって変わりゆく大阪でどのような展望を持っているのかを主軸にお話を聞いていく。

mizutama

1985年生まれ、大阪市此花区在住。 2012年より大阪此花区の共同アトリエ「此花メヂア」に入居、共に展覧会に参加。 2013年に此花区梅香でアートスペース「FIGYA」の運営開始 2014~2015年に渡り西成の新・福寿荘で1年間展示を行う mizutama年間展示「 Tokoro展」 2016年よりフィリピンを中心に、マレーシア、シンガポールなど東南アジアでの展示、パフォーマンスの活動を広げている。 2020年より京都を拠点に活動しているダンスカンパニー「neji&co.」にサウンド担当として参加。様々な形態でアートに関わりジャンルを横断している 。


FIGYA 

大阪市此花区梅香に2013年より運営開始、2016年よりフィリピン、タイ、インドネシア、シンガポール、ベトナムなど東南アジアのアーティストを受け入れ展覧会、トーク、パフォーマンスなど積極的に行う他関西の若手作家の展覧会もサポートしている。

Web https://www.facebook.com/baikaFIGYA/

FIGYA》外観

FIGYA》内観

周縁における協働性と生態系について共有するトークシリーズ」とは

「周縁における協働性と生態系について共有するトークシリーズ」は、世界各地の周縁におけるアートシーンの協働性と生態系(エコシステム)がいかに運用されているのかを共有する機会を設け、大阪の「創造環境/アートシーン」を相対化するトークシリーズです。「芸術のインフラストラクチャーの地盤がさほど強くない地域」における実践を広くシェアし、合わせ鏡のように自らの像を見つめる機会をつくります。同じく辺境で芸術を社会に定着させようとする文化実践者たちと繋がり、来たるべき未来に向けて連帯を促すようなトークイベントとなります。